n数=1 サンプルはワタシ

サンプル数1の私の体験をシェアします

オンライン英会話4年半の成果報告

私は2017年から4年半、英語学習を続けています。

これから英語学習を始めようという方のために、私の例(なのでサンプルは1つですが)をご紹介します。

私の直近のTOEICスコアは、開始前の550点から825点になりました。

 

英語学習を始めようと思ったきっかけ

最近のゲームには、遊び始めてからの総プレイ時間が●●時間と表示されるものがよくあって、(この機能の存在理由は謎なのですが、)私はこれを見てこの膨大な時間を何らかの学習に当てていたら今頃どうなっていたんだろう・・・?と思ったことです。

 

大学卒業後何度か、TOEICを受けたことはありますが、いつも550点前後でした。対策本を買ってちょこちょこ勉強してから臨んだこともありましたが、それでも全く点数は伸びませんでした。

 

年単位で続けられた理由2つ

2017年の始まりに、この1年は英語をやりきると決めて、オンライン英会話に申し込みました。ひとつうまく続けられる要因だったと思うのは、毎日何時に勉強するかを決めていたことです。

多くの方は通販で買ったトレーニング器具が、習慣化できずに購入後しばらくしてやめてしまったという経験があると思います。それは、それを使う時間を決めてなかったからではないでしょうか。手があいたらやる、ではなかなか続かないことはわかっていました。時間を決めておくと、その時間までに用事をすませなければ、と意識するようになります。

何かを毎日継続したい場合、それを何時から何時までやるのか、スロットを決めてあげるのが非常に重要だと思います。

 

もうひとつ、三日坊主にならずに済んだ理由が、「結果がでなくても1年は続ける」と決めていたことです。多くのオンライン英会話は月額制ですが、12ヶ月はやりきると決めていました。(過去に数回挫折していたので、やりきる自信は半々でしたが。。。)しかし人間、短期的な結果に一喜一憂しないといっても実際にはなかなか難しいです。オンライン英会話の先生は担当制ではないので毎回自分でその日の講師を選びます。彼らは私のスコアアップに何の責任も持っていません。ですが、最初のチューターが「半年やり続ければ明確な成果が感じられ、1年続ければ劇的に成長すると思うよ」と言いました。

私は半信半疑ながらも、信じてみようと思いました。その予言は、どうなったでしょう。

 

半年後、1年後の成果

オンライン英会話を半年やって、先の講師の予言は当たったのかと問われると、少なくとも度胸だけはついて、レッスン中にずっと変な汗を背中にかき続けるということはなくなりました。悪い意味で、今日読む英文記事を一切予習せずにレッスンに臨むこともありましたが、ある意味自信もついた、言い換えれば成長したということだと思います。

 

1年継続後は、言いたいことが全部言えるということには到底ならなかったのですが、何を言っているかわからなければ聞き返せばいいし、外国人に話しかけられても怖がる必要はないと思えるようになりました。スムーズな意思疎通ができるレベルには到底至らないのですが、劇的な成長をしたと言っても、うそではないなと思います。

 

毎日30分の英語学習習慣をつけるのが難しい人は、25分の間はレッスン途中で中断することができないオンライン英会話を毎日の日課にしてはいかがでしょうか。

 

TOEICのスコアの変化

英語学習を2017年1月に開始し、2年4ヶ月後の19年4月に825点をマークしました。

スコアアップにかなり役立ったと思っているのが、DMM英会話に加入すると無料でついてくる「iKnow!」という英単語学習アプリです。

勉強を始めて気がついたのは、せっかく中学・高校で習って知っている英単語でも、聞き取りができないケースが多々あるということでした。

先生が「トート」っていうのでそれ何?と何度も聞き返したら、実は誰でも知っている「total」と言っていたということがありました。95年に大学受験をした私の世代は単語はスペルと意味しか覚えておらず、正しい発音を知らないので聞けないのはもちろん、発音しても相手に通じず、その矯正をするために大分役立ってくれたと思います。

 

スコアは置いておいて、どれくらい聞け、話せるのか

どれくらい聞けて話せるかと聞かれると、うまく説明するのが難しいですが、外国人が困っているのをみたらぜひ声をかけてあげようと思えるくらいの自信はつきました。

また、聞き取りやすい英語と聞き取りづらい英語というのがあります。聞き取りやすい英語の例は、AppleGoogleが行う基調講演です。英語話者以外が聞くことも想定されているためか、わかりやすさを重視して話されているようで、私でも聞き取れる部分が多いです。

一方で、海外ドラマや映画は本当にハードルが高いと思い知らされます。英語のニュース記事をいくら読んでもでてこないような表現がたくさん出てきて、全く歯が立ちません。あくまでも、サンプル数は1、私の場合の話です。

 

オンライン英会話の選び方

英語学習者のTwitterを見ていると、これから勉強を始めたいという人が、どのオンライン英会話サービスがいいのか悩んでいるというツイートを、よく目にします。

私はどこでも大差ないと思います。なぜなら良し悪しの差は先生の差で、自分と相性のいい先生がどのサービスにいるかは始めてみないとわかりません。

担任制でなく、自分で毎回講師を選ぶタイプのサービスなら、大手だろうとそうでなかろうと相性のいい先生が見つかればそれでいいと思うからです。

多くのサービスでは1ヶ月ごとの課金なので、とりあえずどこかで初めてみて、不都合があれば乗り換えるというスタンスで何ら問題がないように思います。

iKnow!を使ってみたいという理由でDMM英会話を選ぶのでも、よいと思います。)

 

今後について

4年半前は、TOEIC800点の人と900点の人がいたら、どっちもスゲー!くらいにしか思ってなかったですが、いまはその開きがどれくらい大きいものかわかります。TOEIC800には2年半ほどで到達できましたが、ここからは10年くらい続けるつもりで900点を目指したいと思っています。

(目標は5年単位の継続で、スコアはあくまでついてくるものと考えます・・・!)