n数=1 サンプルはワタシ

サンプル数1の私の体験をシェアします

ネガティブ100%からポジティブ100%になるには

あなたは自分のことをポジティブ・ネガティブ、どちらのタイプだと思いますか?

ポジティブだと思うのであれば、この記事はなにも役にも立たないので、読まなくてオッケーです。

 

いつもネガティブに考えてしまう人。ポジティブな人がうらやましいけど、どうやったらそうなれるかわからないという人に、私の体験が役に立てば。

サンプルは1つしかなくて、私個人の体験ですが、20年は続けていたネガティブな性格だったのが、考え方を変えることで、マイナス100に−1を掛けたら一気にプラス100になるようなイメージで、性格が変わった気がしています。

 

あなたは、自分に自信がないせいでポジティブになれないんだと思っていませんか。自信さえ持てたら、ポジティブになれるのにと。

そういう人って、仮に、せっかく得意なことがひとつやふたつできたとしても、だからといってそれが自信につながらない人です。せっかくあなたに特技があったとしても、「こんなの趣味のレベルだから何かの役にたつものじゃない」、「これくらいできる人は他にもたくさんいる」、と。

そういう考えでは、神様がプロ並みの才能を与えてくれたとしても、きっとネガティブなまま。プロでも自分に自信を持てないという人が実際にいるのだから。才能を持っていようと自身に繋がらないなら、思考を変えるほうが早いのではないでしょうか。

 

自信がある人って、なんなんでしょう。ネガティブな人には不思議でしかたがないはず。

 

こんな場面を想像してみてください。あなたは新しい仕事について、まだ経験が浅い。そんな状況で、自分よりも経験が豊富な人たちの前でやる会合の司会を頼まれてしまった。

 

そんな状況で自信がある人なんて、なかなかいないはずです。それなのに、あなたの上司はこんなことをいうのです。「自信をもってやれば大丈夫!」

・・・こういうとき、どのように向き合えばよいのでしょうか。

 

ポジティブな人って、どっからそんな自信がわいてくるのか?あいつはもしかしたら本当のバカなんじゃないかと思ってしまうかもしれません。ポジティブな人とは、能天気で、楽観的なことしか考えていない人ではありません。ネガティブな人と比べると、多面的にものごとを見る力のある人だと思います。

 

ものの見方はひとつではない。そうはいっても、多くの人はつい最初に目についたアングルでしか、ものごとを見れません。

 

 

せっかく有給休暇を取って、旅行に出かけたのに、現地についたら土砂降りだったとき。

どんなふうに考えますか?

「自分は運が悪いなあ。なんでこんな目にあうんだろう。」

 

これは雨の悪いところしか見えていない思考です。

「今日は観光地があまり混雑しないかもしれない」というのがポジティブ思考。

雨が降るのにその場所にいる人の運など関係ありません。

なんでこんな目にあうのか?あなたと天気に相関関係はありません。

 

ネガティブな人とは、自分は運が悪いと信じてしまっている人。

 

まだ○×の決着がついていないことを、×だろうと予測する人。

 

 

私の同僚のWくんが、こんなメールを受け取ってしょんぼりしていました。

「いつも出荷のことはWさんに問い合わせしていますが、Wさんは倉庫のどなたに確認されているのでしょうか。今後その倉庫の方に直接問い合わせてみてもいいですか」

 

Wくんは、いつも遅滞なく丁寧に対応しているのに、相手にそう思われてなかったのだろうか・・・とつぶやいていました。

私は、「え?いつも手をわずらわせて申し訳ないと思っただけでしょう」と伝えました。

 

私は(メールを転送するという)仕事が減ってラッキーなだけだし、「じゃあ倉庫に直接問い合わせてください。遅れが発生している場合はうちでも検知したいので、CCに私も入れてください」って答えます。そして、今日はいい日だ!と思いますw

 

なにか微妙なことが起きたとき、「おっ、いいぞ」とまずはつぶやいてみましょう。そして、何がいいのかはそのあとで考えるのです。そのことによって起こるプラスの現象を探す練習をします。馬鹿げているようで、私は本当にやっています。

 

上司に仕事を頼まれたときのネガティブな人の反応は「俺にはできないよ〜」「いやだ〜」「うまくできる気がしない」でしょう。マイナス思考w

ポジティブな人なら「俺が信頼できる人ってことだろうな」だし、私の場合は「ほかのひとよりできる人になるチャンスだ」と思います。

 

異動や退職で部署を離れることになったとき、感極まって涙を流すひとって、楽していた人じゃなくて、大変な思いをしていて、それを仲間に助けられて、って思い出すから泣いちゃうんです。そういう大変な経験はなるべくしないほうがいいと思うのは、ちょっと残念じゃないですかね。。

 

「大きな仕事をどうにか終わらせた」とき、ポジティブな人とそうでない人で感想に違いが出ます。

「多くの人に迷惑をかけ、混乱させてしまった。あそこはああするべきだった。もっとうまく立ち回ればよかった」と反省しか出てこないネガティブな人。

 

一方でポジティブな人は「おれはすごい偉業を成し遂げた!大変だったが投げ出さなかった!」とさらに自信を深めていきます。同じ経験をしているのに!

 

ネガティブな人って、自分で減点要素を探して、どうして100点じゃないんだろうってずっと悔やんでいる人なんです。

65点って、けっこういいんじゃない!?そう思えないとずっとそのままです。。。

 

ただし、もう一つ思うのは、ネガティブなひとってうまくいかないのをいつも運の悪さ・自分のふがいなさのせいにしているから、改善がないんです。

 

失敗したら、本来次に同じ失敗をする可能性を小さくするにはどうするかを考えなければならないのです。

 

私は自分も含めて人間はおろかな生き物だと思っているので、失敗するたびに、もう二度と同じ失敗をしたくないけど、どうしたらいいかな、と考えます。そういう経験値がたまると、昔の自分に比べればいまはあのときよりは自信が持てる、と思えるのではないでしょうか。

 

ポジティブな人って、転んでもただでは起きない人。経験なり、何かをつかんでから立ち上がっている。よく転ぶあの道で転ばないようにするにはどうやって歩いたらいいかなと考えている人。転ばない人なんか誰もいなくて、たまに転ぶのは仕方のないことと考えている人。

 

ネガティブな人って、転んだときに自分の愚かさのせいにする人。今日はまた転ぶかもしれないと思っている人。

 

ちなみにネガティブな人って、恋愛のときどうするんでしょう。「自分なんかが告白したって、どうせ○のわけがない、恥をかいて、関係も壊れるだけだ」と思っていたら、一生告白などできないですよね。

 

誰かが、私は100%の確率じゃないと怖くて告白できないと言ってましたが、相手がある以上、確率でいえば最大値は100じゃなくて50%なんじゃないでしょうか。最大値50%のうち今が30%くらいかなと思えば、いちかばちか告白してみようと思えるんじゃないでしょうかね。。